
高山はもちろん有名な観光地ですので毎日、たくさんの方が訪れてくださいます。特に今年は名古屋の地球博の影響からか外国からのお客さまも多いようです。自分がイタリアにいた頃、妻が夏休みを利用して3週間ほどたずねてきました、ミラノで日本のガイドブックを開き二人であるお店を探していた時のことです。道の反対側を自転車で通りかかったイタリア人のおじさんが、僕ら二人に気づき自転車を降りて道を渡ってきて一言「何探してるんだね?」話しかけてきました。もちろんイタリア語で、もし自分が日本で見ず知らずの外国人が、見たことも無い字が書いてあるガイドブックらしきものを開いているところに出くわしたとしてもわざわざ道を渡って、日本語で何とかしてやろうと話しかけるでしょうか?たまたま僕は片言のイタリア語が出来たので大変助かりましたが、イタリア人の親切はこのようにとてもストレートです。
また、よく聞くことにイタリアで道を聞いたら出鱈目を教えられてひどい目にあったというのがありますが、実はイタリア人の中には「わからない」と答えることは不親切で、それよりはわずかな可能性だがあっちの方にいってみたほうが何かよい展開があるかも知れない、きっとあっちだよ。とでも考えているのではと思えるような人に出くわすことがあります。実はその人は日本人を馬鹿にしたのでは無く、ある意味、はた迷惑な親切心の人かも知れないのです。国が違えば親切の中身も違うのかも知れません。でも自分はそんなイタリアとそこに住む憎めない多くの人に接してあの国がとても好きになりました。高山へ訪れる、外国人や他県のお客様にも今度は自分たちの誠意でこの町を好きになってもらいたいものです。